酒造免許はわりと簡単に取れるよ 3.OEM編
免許の話は今回で終わり。
国内で酒造ベンチャーを作るには3つの方法がある。
①特区の簡易免許を取る
②正規の酒造免許を取る
③酒造メーカに製造を委託(OEM生産)して、酒販免許(酒屋の免許)をとって販売する
①酒造免許はわりと簡単に取れるよ 1.特区編
②酒造免許はわりと簡単に取れるよ 2.正規免許編
今回は③の酒造免許を取らないでOEMで起業しちゃうパターンだ
起業が成功するには4つの条件が必要になる。
①できるか(製造ノウハウ、認可の取得)
②売れるか(販売数量つまり販路開拓)
③儲かるか(純利益、または取引実績などお金以外の利益)
④続けられるか(安定した仕入、十分な人手)
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酒造免許はわりと簡単に取れるよ 2.正規免許編
前回の続き。いくつか条件はあるけど酒造免許は割りと簡単に取れる。
条件は
①日本酒(清酒)はとれない。②ヤクザ・前科モノは取れない。③税金のトラブルを抱えているととれない
日本酒をどうしても作りたいなら海外(カナダなど)で起業するか、日本酒の酒蔵を丸ごと買収するかのどちらかしかない。
③はしょうがないとして②はちょっと人権問題じゃないの?と思う。
ただ役所の基準は最高裁で判決が出ない限り覆らないから受け入れるしかない。
この3つの条件に当てはまらない人なら、酒造免許を取れないわけではない。
国内で酒造ベンチャーを作るには3つの方法がある。
①特区の簡易免許を取る
②正規の酒造免許を取る
③酒造メーカに製造を委託(OEM生産)して、酒販免許(酒屋の免許)をとって販売する
①は前回 酒造免許はわりと簡単に取れるよ 1.特区編 書いたので、今回は②の正規免許を取得するケースについて
続きを読むエプソン EP-707Aの廃インクエラーに対応
起業するとどうでもいいようなしょうもないノウハウがたまる。プリンタ関係もそうだ。
インターネットでモノを売るという形で商売をしていると、プリンタと宅配便とダンボールは必須だ。結局ネットショップは箱詰めとの戦いになる。HPは注文はとってくれるけど箱詰めも発送も人がやらないといけないからだ。
発送の際の宛名書きが大変なんでプリンタでシールを印刷するのが日常業務になる。プリンタが最重要機器で、その機種選定は結構重要だ。なんせプリンタが壊れると業務に支障をきたす。
エプソンのプリンタは性能にはまったく問題がない。印刷もキレイだし位置決め精度もよい。前の安い複合機が故障ばかりで毎日大変だった。買い換えて正解だった。価格帯の問題もあるんでどのメーカがいいとは一概に言えないけど。
選ぶ時の基準は①スキャナは要らない ②Wifi必須 ③4色インクと言ったところかな。インク数は少ないほうがトラブルになりにくい。Wifiがあるとスマホからも操作できるんでPC壊れた時に便利だ。スキャナは,,,使う機会ある?年に3回くらいかな?大抵はスマホのカメラで十分だったりする。
さて表題の廃インクエラーの話
続きを読む新しい出会い系アプリを思いついた
心理学者の植木 理恵先生の本によると恋愛と友情は違うんだそうだ。
恋愛:異質性の発見
友情:同質性の発見
自分と似てる所が多いヤツほど友達になると楽しい。恋愛は逆で「自分と違う所に刺激を受ける事」なんだそうだ。
なので心理学的には
・相手の言動にイラっとする事が恋のはじまり
・相手の異質性を最初好きになって、知れば知るほど好きになっていくが、そのうち知らない部分がなくなる。その時に恋は終わる。
・終わらない恋は存在せず、自分と違うところを好きになって、昔好きだった自分と違うところが嫌いになって別れる
のだそうだ。
”だから自分と趣味の合う異性と付き合うと異質性が少ないからすぐに燃え尽きてしまう。恋人を探す時のコツは自分と正反対の人を探すこと” だってさ。
だったら、これを出会い系アプリに組み込めないもんだろうか?
異質性が多ければ多いほど恋愛の相手として魅力的で、異質性が少なければ少ないほど友達として魅力的だというのなら、好き嫌い2者択一の質問を30個くらい用意して回答の偏りを利用してマッチングさせたらどうだろうか?
恋人探しも友達探しもできるアプリ。
割といいアイディアだと思うんだ。誰か作ってくれないだろうか?だって、ほら僕忙しいから。
そんなに難しくないと思うし、なんせ恋愛は巨大市場だ。当たればでかいぞ。成功した時は飯でもおごってくれ。お肉が食べたいな。
妥協の産物
ベルニーニの彫刻の写真がSNSで回ってきた。
彫刻の中でもオッサンが女のケツさわってる部分だけを拡大した写真なんだけど、たっぷりと肉が付いているお尻に手を押し付けてるから指と指の間から柔らかいお肉がぷにゅーとなってるっていう写真。その質感をみんなが絶賛してた。
もちろんそれは大理石で出来てる。中世のヨーロッパに電動工具なんてない。
「ベルニーニが天才なのはわかるけど、すごい労力をかけてまで女のケツの柔らかさを表現したいか?」
とみんな思うらしい。
でもやっぱりベルニーニは天才で「マリア像が薄いベールを羽織ってるヤツ」とか写真で見てもぞっとする。
「妥協のない仕事ぶりってのはこういうものなんだな」って思う。
妥協しないことはいい事だとみんな軽々しく言いすぎだ。
天才が、最上の材料で、弟子いっぱい使って、何年もかけて1つのものを作る。それには膨大な金がかかるんだけどパトロンが全部出しちゃう。その環境があって初めて「妥協のない仕事」ができるわけだ。
(といってもその環境を用意されても仕上げないでほっぽりだすダ・ヴィンチみたいなヤツもいるわけだが。)
世の中にあるものはこういう一部の例外を除いて他は全部「妥協の産物」だ。
だって天才じゃないし、材料は予算が決まってるし、人手不足だし、何年もかけたりも出来ないしね。限られたリソースをもっとも効率よく使う。あきらめる所はあきらめて初めて商品が形になるわけだ。
「今の仕事をやめて妥協のないものづくりがしたい」
と口にするヤツがたまにいる。現実が見えてないだけだと思う(あえて現実を無視して無責任な事を言う遊びなんだろうけど)。
そういう考えのヤツはものにならないだろう。
僕はもっと上手に妥協したいと思ってる。本質的な部分じゃないところなら妥協できるはずなんだ。でも何が本質なのかよくわからないから「とりあえず手をかけとく」という事をしている。
妥協と無縁になることは一生ないだろう。それは受け入れてる。
だってベルニーニの彫刻を見て
「どんな環境を用意されてもオレこんな仕事できねぇ」
って思ったもん。