読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

万事、塞翁が馬

人生の幸・不幸は予測しがたい。京都の酒造ベンチャー"FLFS"の「名目上の社長」こと姉崎亮太の平凡な日常の記録。

中国輸出に向けて

今年度の取り組みは大きく2つ。
・プレスリリースを利用してマスメディアに掲載される(広報活動)
・海外への輸出

ウチは果実酒のメーカーで、どこの国でもお酒は許認可産業。日本の場合は輸出業者にも輸出免許が必要になるので取引先を探すのも結構大変だし、輸入側も免許や販路を持っていないと成り立たない。
去年から動いていたんだけど色々あって、ただどうにか形になりそうにはなってきた。

輸出先として考えているのは中国。
貿易には送料がかかる。ほとんど燃料代とイコールなので重さと距離が増えると送料も高くなる。日本からの輸出先としてEU・南米・アフリカは遠いから不利だ。
採算が取りやすいのはアメリカまたはアジアで、アメリカは州によって法律が違うので免許の関係で敬遠している。アジアの国の中でGDPが大きいのは中国と日本、一人当たりGDPなら香港・台湾・シンガポールも高い。ただ台湾の人口は2000万人、香港・シンガポールが500万人というのを考えると、販売先としては
「中国本土以外選択肢が無いかな?」
というのが現状だ。

少人数で低予算で起業するビジネスモデルは生産能力の低さから大量生産が出来ない。薄利多売ができないので少数を高価格で売るしかない。「高くても良い物ならばかまわない」という消費者にしか売れない。富裕層を狙うしかない。日本はここ何十年か貧乏まっしぐらなので富裕層が少ない。
そういう意味では完全に階層社会になってるアジアの国々の方が国内よりも売りやすいんじゃないかと思ってる。

輸出にかかるコストがそれにプラスされるので小売価格は国内販売よりもかなり高くなる。通関費用も含めるとそこそこの量(50から100本)はないと小売価格との釣り合いが取れない。それだけの本数を買ってくれるだけの人数の富裕層がどこにいるのかを考えないといけない。

通関費用は国ごとにかかるので、コストを考えると台湾・香港・シンガポール・中国の全部を同時に攻めるというのは無理がある。どこか一国選ぶべきだ。そう考えると人口1000万人以上の年が10以上ある中国を目指すのが採算を取る上では妥当だ、と考えてる。

まぁ、中国は難しい国だけどね。その特有の問題についてはやってみないとわからないね。