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万事、塞翁が馬

人生の幸・不幸は予測しがたい。京都の酒造ベンチャー"FLFS"の「名目上の社長」こと姉崎亮太の平凡な日常の記録。

最近読んだ本 「すごい会議」 名著

すごい会議-短期間で会社が劇的に変わる! | 大橋 禅太郎 | 本 | Amazon.co.jp

を読んだ。

評価:名著 10年たっているが内容がまったく古びていない。こんなに素晴らしいものが10年も経っているのに「なぜ普及しないのか」と驚くくらい。

評価内容
真理は具体的である」抽象的な一般論だけで何かを語っても現実にはまったく影響しない。知見を誰にでも仕える具体的なノウハウの形に落とし込むのが教科書の条件である。

知見が素晴らしい、具体的ノウハウになっている、それが誰にでも伝わる構成になっている、短時間で読める、日常的に実践可能である、

の以上5点を満たしているので評価は「名著」

内容

著者がアメリカでベンチャー企業経営に行き詰まった時に出会ったミーティングコーチに習った会議のやり方をマニュアル化したもの。

会社が行き詰るというのはどういう事かというところから書いている(自分の会社を例として出しているのが珍しい)。

世の中の問題は2つある。「個人が頑張ればどうにかなる問題」と「個人が頑張ってもどうにもならない問題」だ。後者は組織的に対応しなければいけない。

組織的な対応ってのは何か?

現状がどういう状態なのかを経営陣全員が共有する。現状を打破する対策を決定する。それが効率的に行える組織改変を行う。具体的なスケジュールにする。

「それはコアメンバーを集めてシステマチックな会議を行えばできるんだ。そのやり方はこうだよ」

という内容の本。

うちの会社は2人だけだし今のところ僕個人が頑張ればどうにかなる範囲に収まっているので今すぐウチに必要というものではなかった。ただこのノウハウを必要としてる会社は何件も思い浮かんだ。

この間別の会社の社長さんと飲んだときに「親から会社継いだんだが、部下がみんな年上で困ったものだ」という話を聞いた。
「部下になめられる。指示どうりに動かない」
「経営傾いてて、部下とその家族の生活のために頑張ってるのに」
「役立たずばっかりなんだ」

その時は「そうですか大変ですね」と答えたんだけど、今度会った時にはこの本を薦めてみようと思う。

自分の組織を「メンバー全員がやるべきことを把握していて自発的に行動する組織」にしたい人は一読をオススメする(「そんな組織じゃないけど別にかまわないよ」って人は読む必要はない)。