ヒカキン天才だなーと感心したという話。
ツイッターでヒカキンのビジネスモデルを説明してる人がいて非常に勉強になった。
1.ヒカキンにyoutubeから多額の広告料が振り込まれる。
2.ヒカキンはその金で何百万円もする何かを買う
3.「ヒカキンが何百万円の○○買ったんだって」「なんだってー」というノリでみんなが面白がる。
4.ヒカキンがほめる。それを好きな人は「あのヒカキンがほめるものだったらいいものだろう」ってことでそれを買う
5.その注文を受けた会社は儲かる。
6.その会社はヒカキンにもyoutubeにもお金を払うことはない。ヒカキンが買ってくれた分と動画で売れた分ただただ儲かる。
7.その動画が面白ければいっぱい見る人がいて、youtubeはそれに勝手に広告を入れて広告費で儲ける。
1.ヒカキンにyoutubeから多額の広告料が振り込まれる。
ああなるほどと納得し、ヒカキンが天才だという事がわかった。
「インターネットでの活動はマネタイズが結局のところ企業の広告費しかないんだ」
というのは10年以上前からずっと言われてる。個人HPもブログもSNSも動画サイトもツールが変わってるだけで本質的には変わってない。無料コンテンツを見る人に何かを宣伝して何かが売れる。そのお金の一部が広告費として入ってくる。
でもそれでバイクが売れたっていう話は聞いたことがない。
金なり便宜供与を受けてるやつの宣伝は根本的なところで信用されない。宣伝を商売にして暮らす難しさはそこにある。
1つ目の方法は成立させるのが難しく、2つ目の方法は大規模化すると必ず破綻する。3つ目ははまれば儲かるんだが高いアフィ広告費が出るジャンルそのものが偏ってて同じことをするヤツがいっぱいいる。そして流行が数年で終わる。
ヒカキンのやってることはこれらの欠点が一つもない。
youtubeから振り込まれる広告料はPVで決まる。人が集まるかどうかは動画が面白いかで決まる。
1.面白い動画が作れる
2.作り続けることができる
という2つの才能があればファンが増えて広告収入で生活できるようになる。
直接営業して広告を取ってくる必要もないし、金もらってるからってほめる必要もない。むしろそういうことは信用を既存してPVを下げて損をする。
「面白い動画をたくさん作れると高額の年収になる」というシンプルな仕組みだ。
着想、即行動。天才という言葉がふさわしい。