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万事、塞翁が馬

人生の幸・不幸は予測しがたい。京都の酒造ベンチャー"FLFS"の「名目上の社長」こと姉崎亮太の平凡な日常の記録。

森友事件の証人喚問は楽しみだね

例の証人喚問がついに明日だ。
 
スティーブン・キングにファイヤスタータって小説がある。超能力をもってる子供の"親"が主人公で超能力を軍事利用しようとする政府から自分の子供を守ろうとするっていう話だ。警察とか軍隊とか役所とか全部が敵に回ったとしたらどれくらい怖いかってのを書いたSFホラー小説だ。
いろいろなことがあった結果、最後に主人公はNYタイムズに事のあらましを投書して真実が白日のもとに、って感じで終わる。
警察も含めた役所は権力の道具だし、大企業も裏で手を組んでるし、個人が最後に頼る正義はマスコミだったんだよね、当時は。
 
法廷ドラマでは主人公の弁護士が巨悪と闘うって話が多い。裁判所も最後のよりどころ、だった。
鈴木宗男事件やライブドア事件があって当事者たちが「日本の司法がいかにむちゃくちゃか」というのを本にしてる。なんせ最高裁判事が外務次官と社会保険庁長官の天下りポジションだ。検察と裁判所はべったりだ。
鈴木宗男ホリエモンも権力者に逆らって刑務所行きになった。法の下の平等なんてうそっぱちだ。
 
権力に追われる個人が最後に頼るものはちょっと前まではネットだった。
でもスノーデン事件があって国家権力がどれくらいインターネットを監視しているか暴かれた。youtubeの動画なんて簡単に削除されるし、トランプ支持のフェイクニュースもそうだし、消されたり大量のノイズで見えなくされる。
 
その手の映画とか漫画みるたびに「マスコミも裁判所もネットもクソじゃん。駆け込み寺なんてどこにもないじゃん」って思ってたんだけど、女優がカルト宗教に逃げ込んだり、メディアスクラムくまれてるオッサンが証人喚問に挑むとか最近は胸アツなニュースが多い。
もちろん幸福の科学なんてろくでもない話いっぱいあるし、籠池さんもきっと現実には活躍したりしないんだけど
「信教の自由」とか「立法府」とか権力者の支配に立ち向かえるなにかってまだ残ってたんだなって。
 
今後マンガでもアニメでも映画でも権力との戦いのクライマックスは国会になる。国に追われマスコミに大バッシングを受けた主人公は宗教団体に逃げ込み、弁護士とフリージャーナリストの助けを得てメディアで挑発し証人喚問を利用して権力者と直接対決する、という筋書きになるだろう。
追及されていた主人公が切り札を切る、余裕こいてた権力者が顔を真っ青にする、国会が静まり返る、議長が権力者に発言を求める、マイクの前にたつ、言葉が出てこない、水を飲もうとコップを手にするとその手がカタカタと震える。それをモニターで見た国民の一人一人が思う。
「あー、こいつ完全にクロだ」
そんな映画が今後つくられていく。
 
23日の証人喚問は漫画家や映画監督たちがこぞって見るはずで、ぜひとも資料価値の高い素晴らしい証人喚問をして欲しいと思っている。野党にはぜひ頑張ってほしい。