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万事、塞翁が馬

人生の幸・不幸は予測しがたい。京都の酒造ベンチャー"FLFS"の「名目上の社長」こと姉崎亮太の平凡な日常の記録。

若いころは世の中って変わらないなと思っていた。

10歳くらいの時「代り映えのない日がなんでこんなに続くんだろう?」って不思議に思ってた。母親にそう言うと「人生は驚きの連続だ。少なくとも息子にそんなことを言われるとは思ってもいなかった」とあきれられた。

今にして思えばまったくの勘違いだ。世の中の変化が目まぐるしくって追いついていくのに必死だ。あと何年ついていけるんだろう?もう33だ。40が見えてきた。50の時はもう無理かな。
救いがあるとすれば時代に取り残されてるのが僕だけじゃないってことだ。

中国人のインバウンド消費が2015年は多かった。炊飯器とか家電とかを中国人がバンバン買っていった。2016年になって中国が内需拡大の方針を打ち出して税関を厳しくした。越境ECも整備され中国から通販できるようになった。「制度変更があったから今後インバウンド減るよー」という記事がダイヤモンドに載ってたのを覚えてる。
京都の商工会議所でインバウンドセミナーが頻繁に行われたのはそのずっと後だ。「今さら?」と思ったが複数回開催されてたようなので盛況だったんだろう。
決算シーズンが近づき、インバウンドでウハウハだった企業が業績ガタ落ちでつぶれそうという記事が最近新聞に載ったので思い出した。

コンピュータ雑誌のI/Oを好んで読んでいる。12月号にはアメリカのテクノロジーのお祭りの記事が載っていた。メインテーマはAIだ。名だたるIT企業の社長さんたちが講演する。
「"PC+インターネット"の時代がありました。"スマホ+IOT"の時代はすでに終わりました」
「これからはロボット+AIです!」
その通りだと思う。IOTは成熟し便利になった反面フロンティアとしての魅力はずいぶんと薄れた。可能性が開かれているのはAIだろう。
最近、補助金のシーズンが始まった。いろいろな役所の補助金の書類に目を通す。政府が働き方改革を行ってるので「生産性の改善に力を入れるなら補助します」とある。それのメインがIOTなんだ。

行政が何かするのは時代よりワンテンポ遅れる。それを受けて何かするとさらにひとつ遅れる。ちゃんとアンテナを張って自分で情報を取らないといかんね。