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万事、塞翁が馬

人生の幸・不幸は予測しがたい。京都の酒造ベンチャー"FLFS"の「名目上の社長」こと姉崎亮太の平凡な日常の記録。

自営業のノウハウ

ホリエモンはよく「サラリーマン経験なんてムダ。むしろ有害。さっさと起業しろ」と言っている。

これに僕は同意する。起業するかサラリーマンかは人生のどこかで選ぶべきで、起業を選んだらなるべく早く起業するべきだと思っている。
理由は簡単で、大企業で必要な仕事のノウハウと自営業や中小企業で必要なノウハウは異なるからだ。

1.起業するなら若い方が有利だ
2.自営業のノウハウって具体的にはどんなの?

 

1.起業するなら若い方が有利だ
大企業と自営業では必要なノウハウは異なる。
犬を飼うように猫を飼ってはいけない。2つは違うもので、違いをきちんと理解し正しい対応をしなければいけない
大企業のノウハウは企業で学べるし、本屋にいけば本がある。
でも自営業のノウハウは誰も教えてくれないので自分で考えるしかない。本屋にあるビジネスの本はどれも大企業のサラリーマンが出世競争で勝つための本だ。役に立たない。

起業するとないない尽くしの状態で試行錯誤しながら仕事をし、自営業のノウハウを自分で考え身に着ける。体力的にも知的にも若い方が有利だ。
他人に任せられるまで10年かかるとして、その間は任せられないからガムシャラに働くしかない。40からなら50まで。50からなら60まで。定年退職してからなら70までガムシャラに働くとして、たいていの場合は体を壊すだろう(そんな起業するだけ無駄でしょ?)。

若ければ若いほど有利。遅くても40前半じゃないと厳しいんじゃないかな?
若さは万人に等しいが貴重だ。若者は若さを無駄にしてはいけないし、若くないなら不利を自覚した方がいい。

 

2.自営業のノウハウって具体的にはどんなの?
僕が起業してからの2年ちょっとで身につけた自営業のノウハウはちょくちょくブログに書く。
些細な事まで含めれば数は多くなるが、基本は以下の3つだ。

(1)コストカットは無意味だ
大企業なら300億円のコストが1%削減できれば3億円変わるのでコストカットは重要だが、個人企業の年間のコストなんて300万とかなので1%削減できても3万円しか変わらない。
コストカットに労力を割くよりも売上げを伸ばすことに労力を使うべきだ。

むしろ「コストはかけるもの」と考え、売上げを上げる・手間を浮かす・時間の短縮のためにかけれる限りかけた方がよい(でないと寝る時間がなくなってしまう)。

(2)効率的な仕事なんて出来ない
人数がいれば分業が出来る。でも1人で色々やらないといけないなら些細なトラブルで仕事全体が止まってしまう。
作業場が広いわけでもないしね。スペースをやりくりするためにしょっちゅう模様替えをしてるような状況で効率的な仕事なんてできない。年に何回かは風邪もひく。
効率的に仕事をしようとするのではなく、むしろ非効率を前提に仕事をする事。大事なのはとにかくスケジュールに余裕を作ること。

(3)他社は関係ない
価格競争があるような業種でわざわざ起業しない。従来品より高品質なり低価格なものを作れるから起業してるわけで他社の動向を受けて何かを考える必要なんてない
同様に差別化もいらない。差別化しないと売れないような商品が豊富にある業種でわざわざ起業しない。
むしろ商品開発は小細工しないで真ん中を狙うべきだ。
ひねくれた商品はわかりにくくなるので販売の足を引っ張る。


以上の3点。一般的な大企業向けのビジネスノウハウの真逆になるので「むしろ」が付いている。
考えてみればどれも当たり前なんだが、この違いを理解してないヤツはビックリするくらいたくさんいる。そんなやつらが賢しらに口にするアドバイスはいらない。時間が無駄だ。

特に無能なコンサルほど「差別化」を口にするのでへきえきする。